借り入れ名義人の死後の相続について

相続は慎重に!借り入れ名義人が亡くなった後の支払いについての知識

ローンの引き継ぎとは

カードローンの支払いは借り入れ金額や返済ペースによっては、非常に長い時間をかけて返さないといけません。可能であれば任意返済にて素早く完済にもっていきたいところですが、やはり家計の事情もあれば難しい場合もあります。
(⇒任意返済で完済を目指す

そしてあまり考えたくない事ですが、支払いが長引き過ぎると借り入れ名義人の方が亡くなられてしまう事もあるかもしれません。少々ネガティブにも思われそうな発想ですが、人間は生きていると何があるか分かりません。不慮の事故や突然の病に伏してしまう可能性が全くないとは言えないのです。

出来る事ならご健在のうちに終わらせたい返済ですが、ご家族の方にとっては残った支払いがどうなるか気がかりなところですね。万が一に備えて、借り入れ名義人の方が亡くなられた後の事も知っておきましょう。

継続か放棄か選ぼう

まず亡くなられた方に支払い途中の借り入れがあった場合、戸籍上の実子の方に相続権が発生する以上、支払い義務もその方が負わなければなりません。言い方は悪いですが、家族と言えどあまり交流が無かったり不仲であったならば、ローンまで背負うというのは釈然としないでしょう。

ですが、それに関しては過度に不安になる事はありません。相続権は放棄可能であるように、借り入れがあったとしても自分の物で無いのなら、放棄する事で支払い義務も放棄する事が可能です。だったらすぐさま放棄すればいい…と思うかもしれませんが、それもまた待った方がいいのです。

相続放棄する事で支払い義務は発生しませんが、もしも財産を残していたとしても、その相続も放棄しなくてはなりません。財産も借り入れも相続に関しては同時に行わないといけないので、財産だけ相続して支払いは放棄…という風には出来ないのです。

大切な方の死後に考えるのも酷な話ですが、借り入れ総額と財産の総額を確認し、相続か放棄かを選ぶようにしましょう。財産が多いようなら相続してそこから返済…という具合にしてもいいし、財産がわずかで借り入れが大きければ、無理して返す必要もありません。

前を向いていく為に

相続に関して最後の注意点として、一定期間内に相続か放棄かの意思を示さなければ、自動的に相続扱いになる事には十分注意しておきましょう。多大な借り入れがあったのに放棄を忘れて自分が背負う事になった…という事にはならないように、辛い期間ではありますが、出来るだけ早く結論を出しましょう。

借り入れを相続しないと逃げたように思われるかもしれませんが、前を向いて生きていくには、まずは私たちの生活が第一です。無理なようなら迷わず放棄し、亡くなった方の分も前を向いて生きていきましょう。

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